常用漢字
書き順
なりたち
形声 音符は具(ぐ)もとの字は懼(く)で、音符は瞿(く)。瞿は鳥が左右をみておどろくさま。おそらく鳥の様子で卜(うらな)う鳥占いの習俗を背景に持つ字であろう。「おそれる、おどろく」の意味となり、恐懼(きょうく・おそれること)のように用いる。惧は懼の俗字。具は鼎(かなえ・もと食物を煮るための青銅器で、祭器としてもちいた)を両手でささげ持つ形。国語では危惧(きぐ・あやぶみおそれる)と使う。
そのほか
画 数
11画
部 首
りっしんべん
音読み
ぐ・呉音
く(外)・漢音
訓読み
おそ-れる(外)
用例
危惧(きぐ)
疑惧(ぎぐ)
なかまのかんじ
忄のある漢字
八のある漢字
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