常用漢字
書き順
なりたち
形声 音符は喬(きょう)、喬は高(ものみやぐらのある城門)の上に神を招く標木(目印の木)を立てる形。楼門のように呪禁(まじない)を施すことによって悪邪を正すると考えられた。「説文」には曲がった矢をまっすぐする箝(かん・はめき)であるとするが、矢をまっすぐにすることは寅(いん・つつしむ)といい、矢の左右に手を加えている形である。矯は古くは矯枉(きょうおう・事実を偽り曲げること)のように「いつわる」の意味に用いた。「ためる(曲がっているものをまっすぐにし、まっすぐなのを曲げて形をととのえる)、改め直す」の意味はのちの使い方である。
そのほか
画 数
17画
部 首
やへん
音読み
きょう・呉音
きょう・漢音
訓読み
た-める
用例
矯激(きょうげき)
矯正術(きょうせいじゅつ)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
まっすぐにする
矯正・矯風
無理に曲げる
矯飾
強い。はげしい
矯激・奇矯
なかまのかんじ
建物に由来する漢字
矢のある漢字
冂のある漢字
口のある漢字
夭のある漢字
橋3
笑4
奏6
矯
添
妖
沃
喬のある漢字
橋3
矯
m