常用漢字
書き順
なりたち
形声 音符は劦(きょう)。劦は三つの力(耒(すき)の形)を組み合わせた形で、協力して耕すことを意味し、協のもとの字である。脇腹(わきばら)に肋骨(ろっこつ)が並ぶ形がすきの並ぶ形に似ているので、脇は肋骨の見える、「わきばら・わき」の意味となる。身体の部分を意味する月(にくづき・肉)を加えている。脅と脇と字の要素は同じであるが、肩をそびやかして肋骨をあらわし、人を、「おびやかす・おどす・おどかす」の意味に使う。脇をおびやかすの意味に使うことはない。
そのほか
画 数
10画
部 首
にくづき
音読み
こう(外)・呉音
きょう・漢音
訓読み
おど-す
おど-かす
おびや-かす
用例
威脅(いきょう)
脅嚇(きょうかく)
脅奪(きょうだつ)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
おびやかす
脅威・脅喝・脅迫
おびえる。すくむ
脅肩
うそ。いつわり
虚偽・虚言・虚構・虚報
なかまのかんじ
力のある漢字
劦のある漢字
協4
脅
脇
月のある漢字
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