常用漢字
書き順
なりたち
形声 音符は巩(きょう)。巩は工と丮(けき・両手にものを持つ形)とを組み合わせた字で、巫祝(ふしゅく・神に仕える人)が左の手に持つ呪具(じゅぐ)の工を手に持つ形である。巩は呪具の工を両手で持ち、高く掲げて神に祈り、神を迎えるしぐさであり、そのときの神をおそれ、神に対しておそれかしこまる思いを恐という。のち神以外のものに対しても、「おそれる、かしこまる(おそれつつしむ)」の意味に使う。
そのほか
画 数
10画
部 首
こころ
音読み
く(外)・呉音
きょう・漢音
訓読み
おそ-れる
おそ-ろしい
こわ-がる(外)
用例
恐察(きょうさつ)
恐惶(きょうこう)
恐竜(きょうりゅう)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
おそれる
恐慌・恐怖・恐妻家
かしこまる
恐悦・恐縮・恐恐謹言
おどす
恐喝
びくびくするさま
戦戦恐恐
③
なかまのかんじ
中国古代の儀式に由来する漢字
工のある漢字
几のある漢字
凡のある漢字
築5
恐
帆
汎
凡
心のある漢字
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