書き順  
なりたち
 形声 音符は亡(ぼう)。甲骨文字の字形は、つま先で立つ人を横から見た形(壬・てい)の上に臣(上方を見ている形で、大きな瞳(ひとみ))をかく形(𦣠)で、つま先立(さきだ)って遠くを見る人の形であり、象形の字。これに音の亡を加えた望は形声の字。遠くを見ることから、「のぞむ、まちのぞむ、ねがう」の意味に用いる。つま先だって大きな瞳で遠方を望み見ることは、雲気を見て占う行為であり、また目のもつ呪力(ジュリョク・まじないの力。呪いの力)によって敵を押さえつけて服従させる呪的な行為であった。甲骨文に望乗という氏族名がみえ、軍隊に従っているが、目の呪力によって、敵状を知り、敵を服従させることを職務としていた氏族であろう。
そのほか
学 年 4年
画 数 11画
部 首 つき、つきへん
音読み もう・呉音
ぼう・漢音
訓読み のぞ-む
用例 野望(やぼう)
有望(ゆうぼう)
本望(ほんもう)

漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
遠方を見渡す 望遠・展望・望見・一望
まちのぞむ。願う 願望・希望・志望・待望
よい評判。名声 信望・人望・徳望・名望
もちづき。満月 望月 ・望日・既望
なかまのかんじ

亡のある漢字 
望4 亡6 忘6
月のある漢字
玉 王のある漢字