書き順  
なりたち
 会意 もとの字は灋に作り、水と廌(たい)と去を組み合わせた形。古い時代の裁判は、祝詞(のりと)を唱え、偽りがあれば罰を受けますと神に誓って行う神判(しんぱん)の型式で行われた。廌は解廌(かいたい)とよばれる羊に似た神聖な獣で、これが原告・被告の双方から提出されて裁判が行われた。去は大(手足を広げて立っている人を正面から見た形)と𠙴(きょ)とを組み合わせた形で、𠙴は、 さい(神への祈りの文である祝詞を入れる器)の蓋を外して、祝詞が偽りであったとして無効のものとすることを示す。裁判に敗れた者(大)が、解廌と𠙴(蓋を外した祝詞の器)といっしょに水に流されることを灋といい。廃(すてる)の意味となる。金文では、「朕(わ)が命(命令)を灋(す)つる(廃する)ことなかれ。」という。のち、灋の中の廌を省略した法の字形となり、「のり(法令・規則)、のっとる(のりに従う)、てだて(方法)」の意味に用いる。
そのほか
学 年 4年
画 数 8画
部 首 さんずい
音読み ほう、はっ、ほっ・呉音
ほう、はっ、ほっ・漢音
訓読み のり(外)
用例 法式(ほうしき)
法度(はっと)
正法 (しょうぼう) 
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
おきて。定め 法案・法学・合法・法人
一定の手順 加法・技法・方法・手法
法学、法科の略 法博・法文
仏教で真理 法会・法灯・法話・説法
仏教で存在・現象 諸法・滅法・一切法
仏教での儀式 修法・呪法 
死者を弔うこと 法事・法要
一切の存在。真理 法界・法華・法体・法身
なかまのかんじ

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