書き順  
なりたち
 形声 もとの字は邊に作り、音符は臱(べん)。自は正面から見た鼻の形。その下部はものを置く台の形。方は横にわたした木に死者をつるした形であるから、臱は鼻を上向きにした死体を台上に置く形で、下方は垂れている死体の足である。辵(ちゃく・辶、辶)は走る、行くの意味。異民族と接する辺境・国境のあたりは異民族の邪霊があるところであるから、臱をおいて呪禁(じゅきん・邪霊を祓(はら)い清めるまじない)とした。 邊とは辺境(くにざかい)を守るための呪儀である。それで「くにざかい、国境、はし、たて」の意味となり、辺塞(へんさい・国教のとりで)のように用いる。国語では、「あたり、べ」とよみ、そこら辺(あた)り、海辺(うみべ・海のほとり)、岸辺(きしべ・きしのほとり)のようにいう。
そのほか
学 年 4年
画 数 7画
部 首 しんにょう
音読み へん・呉音
へん・漢音
訓読み あた-り、べ
用例 辺地(へんち)
辺海(へんかい)
等辺(とうへん)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
はずれ。国ざかい 辺境・辺塞・広大無辺
あたり。ほとり 近辺・口辺・身辺・水辺
多角形の線分 斜辺・底辺・四辺形
等号や不等号の数 右辺・左辺
ふち。へり 辺幅
はて。かぎり 天辺・無辺
なかまのかんじ

刀のある漢字
辶のある漢字