書き順  
なりたち
 仮借 否定・打ち消しの「ず、しからず」に仮借(かしゃ)して持ちいる。もと象形の字で、花の萼柎(がくふ・がくとしべの台)の形であるが、その「はなぶさ、へた」の意味に使用することはほとんどない。金文では「不(おおい)に」と、丕(ひ)と通じて「おおきい」の意味に用いる。否定「ず」の意味は、その音を借りる仮借の用法であるが、甲骨文以来否定の意味に使用されている。不のしべのふくらみ始めた形が丕、しべの台の部分が実になった形が否、実が熟れて剖(わ)れようとする形がばい(立の下に口)、ばい(立の下に口)を刀(りっとう)、で二つに分けることを剖(ぼう)という。
そのほか
学 年 4年
画 数 4画
部 首 いち
音読み ふ・呉音
ふう(外)・漢音
ぶ・慣用音
訓読み …ず(外)
用例 不意(ふい)
不和(ふわ)
不用心(ぶようじん)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
否定を表す語 不明・不正・不足・不当
よくない。悪い 不運・不況・不作・不調
なかまのかんじ

数の漢字
不のある漢字  不4 否6