常用漢字
教育漢字
4年
書き順
なりたち
会意 肰(ぜん)と火(灬)とを組み合わせた形。肰は月(肉の省略形)と犬とを組み合わせた形で、犠牲(いけにえ)として供えられた犬の肉。それに火を加えて焼く形が然で、肉がもえる、「もえる」の意味となる。犬の肉を焼く臭(におい)は天上の神が好まれるとかんがえられ、犬と米を供え、犬の肉を焼いてその臭を天に昇らせる上帝を祭る祭りを類という。然がその音を借りて「しかり、しかれども、しこうして」などの意味に用いられるようになって、然にさらに火を加えた形声の字の燃が作られ、もえるの意味に使われた。
そのほか
学 年
4年
画 数
12画
部 首
れんが、れっか
音読み
ねん・呉音
ぜん・漢音
訓読み
しか-り(外)、さ-る(外)
しこう-して(外)
用例
自然(しぜん)
全然(ぜんぜん)
天然(てんねん)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
そのとおり
当然・同然・必然・未然
状態を表す語
突然・騒然・断然・平然
接続の助字
然し・然るに・然も
なかまのかんじ
夕のある漢字
ナのある漢字
大のある漢字
犬のある漢字
犬1
然4
状5
燃5
嗅
献
獄
獣
伏
黙
灬のある漢字
然-光村図書下071.東京書籍上075.教育出版上047