書き順  
なりたち
 形声 音符は台(たい)。台に笞(ち・むち)の音がある。台は耜(すき)の形である厶(し)に口( さいで、神への祈りの文である祝詞を入れる器の形)を加えた形で、農耕の開始に当たって、耜を祓(はら)い清め、豊作を祈る儀礼をいう。治はそのことを水に及ぼして、水を治める儀礼をいう字であろう。しばしば大河が氾濫し、洪水の被害に苦しめられた中国においては、水を治めることは政治上の重要な仕事であったので「世を治めること、まつりごと、政治」の意味となった。また、身や心を「おさめる」の意味ともなり、すべてのことを処理する、「ととのえる、なおす」の意味にも用いられた。
そのほか
学 年 4年
画 数 8画
部 首 さんずい
音読み じ・呉音
ち・漢音
訓読み おさ-める、おさ-まる
なお-す、なお-る
用例 自治(じち)
治安(ちあん)
湯治(とうじ)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
世の中をおさめる 治安・治下・治世・政治
病気をなおす 湯治・不治・治療・全治
うまく整える 治山・治産・治水
なかまのかんじ

中国古代の儀式に由来する漢字
氵のある漢字
厶のある漢字
口のある漢字
台のある漢字  台2 始3 治4