書き順  
なりたち
 会意 もとの字は、文と厂(かん)と生とを組み合わせた形。厂は額(ひたい)の形。文は文身(ぶんしん・入れ墨)で、一時的に朱や墨で描いた入れ墨。生まれた子の額に文身を加える儀礼を産という。それで産は「うむ、うまれる」の意味となる。生まれた子はすでに霊が宿っており、悪い霊が入り込んではならぬという意味で額に×の字をつける。わが国にも赤子(あかご)の額に×や犬の字を鍋墨(なべずみ)や紅(べに)でかく習慣があった。産は生まれたときの生子(せいし)儀礼を示し、この儀礼によって生まれた子の霊が守られるのである。産は子どもを生むの意味から、物を生み出す、作り出すの意味にも使う。
そのほか
学 年 4年
画 数 11画
部 首 いきる、うまれる
音読み せん(外)・呉音
さん・漢音
訓読み う-む、う-まれる、うぶ
用例 産地(さんち)
出産(しゅっさん)
名産(めいさん)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
子をうむ 産婦・産卵・安産・早産
ものを作り出す 生産・産業・産出・原産
くらしのもとで 遺産・家産・財産・倒産
うぶうまれた時の 産着・産毛・産声・産湯 
なかまのかんじ

中国古代の儀式に由来する漢字
人体に由来する漢字
亠のある漢字
立のある漢字
厂のある漢字
三のある漢字
生のある漢字  生1 星2 産4 性5