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書き順  
なりたち
 会意 㣇(たたり)をなす獣の形(下図)と殳(しゅ)とを組み合わせた形。殳は杖(つえ)のように長い戈(ほこ)。㣇をひきおこす獣を戈で殴(う)って殺す形で、これによって祟(たたり)を殺(そ)ぎ(へらし)、無効とする行為を殺といい、減殺(げんさい・へらすこと)がもとの意味である。殺の左偏の小点(下図)は㣇をなす獣の耳の形。甲骨文字と金文はその獣の形だけをかき、のちの蔡(さい・ころす)の字にあたる用法である。殺は「ころす」の意味に用いた。
獣の耳(赤)
そのほか
学 年 5年
画 数 10画
部 首 るまた、ほこづくり
音読み せつ(高)・呉音
さつ(高)、さい(高)・漢音
訓読み ころ-す
用例 殺虫(さっちゅう)
相殺(そうさつ)
殺生(せっしょう)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
ころす 殺意・殺害・殺菌・活殺
そぎとる・なくす 殺風景・抹殺
程度を強める語 殺到・必殺・忙殺・黙殺
なかまのかんじ

武器に由来する漢字
木のある漢字
几のある漢字
又のある漢字
殳のある漢字