書き順  
なりたち
 形声 音符は矦(こう)。矦はもと𥎦(こう)に作り、屋根の下に矢を放って、弓矢で家の周辺の邪気を祓(はら)う侯禳(こうじょう)とよばれる儀礼をいう。𥎦の屋根の上に人を加え、さらに儀礼につき従う人を加えて侯となった。侯は都の周辺にあって、外敵の様子をうかがい、外敵の邪気を祓うことを任務としていた諸侯であった。侯がのち公侯伯子男の五等の爵号に用いられるようになって、別に候の字が作られ、「うかがう、うかがいみる、まつ」の意味に用いられる。うかがいみるの意味から、季節の推移を七十二候に分かち、時候(季節)・気候の意味となった。わが国では、侍候(しこう・仕えること)の意味となって、「さぶらう」(今では「そうろう」とする)とよむ。
そのほか
学 年 4年
画 数 10画
部 首 にんべん
音読み ぐ(外)・呉音
こう・漢音
訓読み そうろう(高)
用例 花候(かこう)
七十二候(しちじゅうにこう)
潮候(ちょうこう)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
ようすをうかがう 伺候・斥候
待つ 候補
きざし 症候・兆候・徴候
気象の状況 天候・測候・気候
時節・季節 候鳥・時候
そうろう 候文・居候
なかまのかんじ

武器に由来する漢字
イのある漢字
矢のある漢字