書き順  
なりたち
 会意 聿(いつ)と廴(いん)とを組み合わせた形。聿は筆。廴は儀礼を行う中廷(中庭)の周囲の壁。中廷の筆を立て、方位や地相を占って都の位置を定める。そこに標柱を立て、奠基(てんき・建物の基壇にいけにえを埋めてその土地を祓(はら)い清めること)の儀礼を行う。儀礼が終わると工具を執り、土を固めて構造物の土台を築きあげる。これを築(きずく)という。建築が終わって、都がつくられ、建国(新しく国をつくること)されるのである。建はもと測量し、区画し、都の設営をいう字であったようであるが、のち建物をつくることを建設・建造・建築といい、「たてる」の意味となる。また法や暦などを制定する、つくるなどの意味にも使われた。
そのほか
学 年 4年
画 数 9画
部 首 えんにょう
音読み こん(高)・呉音
けん・漢音
訓読み た-つ、た-てる
用例 建国(けんこく)
封建(ほうけん)
創建(そうけん)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
たてる 建学・建設・建造・建築
作りあげる 建功・建策
意見をさし出す 建議・建言・建白
寺などをたてる 建 (こん) 立・再建 (こん) 
「建築」の略 土建
くつがえす 建水
なかまのかんじ

建物に由来する漢字
聿のある漢字 
書2 筆3 建4 健4 律6
廴のある漢字 
庭3 建4 健4 延6 誕6