常用漢字
教育漢字
4年
書き順
なりたち
形声 音符は官(かん)。管は竹の「くだ」で、孔(あな)を開けて楽器として使用する。管はその孔が細く、小さな孔のくだを通して見ても狭い範囲しか見えないので、見聞・見解の狭いことを、管見・管窺(かんき)という。「ふえ、つつ」などすべて細長いくだのようなものをいい、管楽(管楽器で演奏する音楽)・気管(のどから肺までの丸い管)・土管のように使う。管制(国家が自由な活動を制限すること)・管理(とりしきる)のようにいうのは、官(かん・つかさどる)の音と意味によるものであろうと思われる。
そのほか
学 年
4年
画 数
14画
部 首
たけかんむり
音読み
かん・呉音
かん・漢音
訓読み
くだ
用例
血管(けっかん)
所管(しょかん)
管路(かんろ)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
くだ状の容器
気管・土管・導管・配管
吹き鳴らす楽器
管弦・管楽器・金管
筆の軸・筆
彩管・筆管
視野の狭いこと
管見
取り締まる範囲
保管・管制・管理・主管
「管理」の略
管財・食管・選管・入管
なかまのかんじ
人体の漢字
竹のある漢字
宀のある漢字
官のある漢字
館3
官4
管
棺
管-光村図書下047.東京書籍下096.教育出版下049