書き順  
なりたち
 形声 音符は己(き)。改は己(糸巻き器)に攴(ぼく・攵。打つの意味がある)を加えた字であるが、糸巻きを打つというのでは字の意味を明らかにすることはできない。古い字形は攺(カイ)に作り、これが改のもとの字であろう。改はおそらく攺の異字体で、のち攺の形声の字と考えられ、使われるようになったのであろう。攺は巳(シ)と攴とを組み合わせた会意の字。巳は蛇の形をした蠱(こ)というもので、他人にのろいをかけて災いを加えようとするときに使われた。これに攴を加えて打つというのは、自分に加えられようとする災いを他に移し、変更しようとするもの一種のおまじないであった。改めるというのは、もとはたたり(わざわい)を祓(はら)い清める儀礼をいった。それで改は「あらためる、あらためる」の意味となる。
そのほか
学 年 4年
画 数 7画
部 首 ぼくづくり、ぼくにょう
音読み かい・呉音
かい・漢音
訓読み あらた-める
あらた-まる
用例 改正(かいせい)
改行(かいぎょう)
改札(かいさつ)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
新しいものに変更 改革・改修・改善・更改
検査する 改札
なかまのかんじ

中国古代の儀式に由来する漢字
道具に由来する漢字
己のある漢字
攵のある漢字