書き順
なりたち
 象形 うすの形。「説文」に、「舂(うすつ)くなり、古(いにしえ)は地を堀りて臼と為(な)す。其(そ)の後、木石を穿(うが)つ。象形」とあるが、地を掘って作るものは陥穽(かんせい・落とし穴)である。臼は木や石を深くえぐり取った形の道具で、穀物などをつくのに使用する。うすときねを臼杵(きゅうしょ)といい、うすでつくことを舂臼(しょうきゅう)という。舂は、午と𠬞(きゅう)と臼とを組み合わせた形で、午は杵(きね)、𠬞は左右の手を並べた形。両手で杵をもちあげて、臼の中のものをつく形の舂は、うすつく、つくの意味となる。臼の形に深く掘った穴の中に上から人が落ち込む形は臽(かん)で、陥落する(穴に落ちこむ)ことをいう。𨸏(ふ。阝・もとの形は )は、神が天に陟(のぼ)り降りするときに使う神の梯(はしご)であるから、神梯(しんてい)の前に聖所を守る落とし穴掘ることを陷といい、おちいる、おとしいれるの意味に用いる。臼と字形の似ている𦥑(きょく)は左右の手を合わせた形である。
そのほか
画 数 6画
部 首 うす
音読み ぐ(外)・呉音
きゅう・漢音
訓読み うす
用例 臼状(きゅうじょう)
臼歯(きゅうし)
脱臼(だっきゅう)


なかまのかんじ

臼のある漢字  興5