書き順  
なりたち
 形声。 もとの字は豫に作り、音符は予(よ)。「説文」に 「象(ぞう)の大なる者なり」とあり、また賈逵(かき)の説として「物に害あらず」とするが、その意味に用いた例がない。古い用法としては「孟子」に「吾が王、豫(たの)しまずとある。」心に迷って決しかねることを猶予というが、猶は金文の字形は猷(ゆう)に作り、神を祀(まつ)り,神意に謀(はか)るの意味であるから、豫は象によって将来のことを占うの意味であろうが、そのことを今は確かめることはできない。将来のことを占うから、「あらかじめ、かねて」の意味に用いる。豫の常用漢字として予を使用する。豫(予)とは別の予の字がある。予は象形の文字で、織機に張った経(たていと)を交互に開いた間に、緯(よこいと)を通して織る用具である杼(ひ)の形。杼(ひ)を逆さまにした形が幻である。予は余(われ)と通じて、一人称の「われ」の意味に用いる。
そのほか
学 年 3年
画 数 4画
部 首 はねぼう
音読み よ・呉音
よ・漢音
訓読み あらかじめ(外)
用例 予見(よけい)
予言(よげん)
予習(よしゅう)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
あらかじめ 予感・予告・予知・予定
たのしむ 遊予
ためらう 猶予
伊予の国の略 予讃・予州
われ。自称 予輩
あたえる 賜予
心がゆったりする 不予
なかまのかんじ

道具に由来する漢字
予のある漢字  野2 予3 序5 預5