書き順  
なりたち
 形声 音符は斿(ゆう)。斿は㫃(えん)(吹き流しをつけた旗竿(はたざお)の形)と子とを組み合わせた形で、旗竿を持つ人の形である。斿は氏族霊の宿る旗をおし建(た)てて出行することをいい、遊・游(ゆう)のもとの字である。旗には神霊が宿るので、神霊が「ゆく」こと、気ままに行動することを遊・遊行(ゆぎょう・ぶらぶら歩くこと)という。「説文」に「游(ゆう)は旌旗(せいき・はた)の流(りゅう・旒。はたあし)なり」とし、また遊の字をあげている。斿が、もとの字で、それに行くの意味のある辵(ちゃく辶、辶)を加えた遊がつくられ、また、泳ぐの意味の游(ゆう)も作られた。遊・游(ゆう)はともに「あそび」の意味に用いる。あそぶというのは、もと神霊があそぶこと、神が自由に行動することという意味であったが、のち人が興(きょう)のおもむくままに行動して楽しむという意味に用いられるようになった。
そのほか
学 年 3年
画 数 12画
部 首 しんにょう
音読み ゆ(高)・呉音
ゆう・漢音
訓読み あそ-ぶ
用例 外遊(がいゆう)
回遊(かいゆう)
遊山(ゆさん)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
あそぶ。楽しむ 遊芸・遊客・遊興・遊里
旅をする 遊学・遊子・遊説・周遊
自由に動きまわる 遊軍・遊撃・遊星・遊牧
使われずにいる 遊金・遊民・遊休地
あちこち歩く 遊行・遊山・遊歩・遊覧
游の代用字 遊泳・回遊
野球の遊撃手の略 遊泳・回遊
なかまのかんじ

中国古代の儀式に由来する漢字
人体に由来する漢字
亠のある漢字
方のある漢字
子のある漢字
辶のある漢字