書き順  
なりたち
 会意 方と攴(ぼく・攵)とを組み合わせた形。方は横にわたした木に死者をつるした形で、邪悪な霊を祓(はら)うためのまじないとして境界のところにおいた。攴はうつの意味であるから、方を殴(う)つ形が放で邪霊を追放する(追い払う)儀礼をいう。それで「はなつ、しりぞける、つきはなす、はなす」の意味となる。また放縦(ほうじゅう・気ままなこと。ほしいまま。ほうしょうともよむ)、放漫・放慢(自分勝手なこと)のように「ほしいまま」の意味にも用いる。白はされこうべ(風雨にさらされて白っぽくなった頭蓋骨(ずがいこつ))の形であるから、されこうべが残っている死者を木につるして殴(う)つ形が敫(きょう)で、その死者の強い霊の力を殴って刺激することを求めることを敫(キョウ・もとめる)とい、邪霊を追放することを求める儀礼である。その儀礼を辺徼(へんきょう)で行うので徼(きょう・もとめる)といい、儀礼を道路にて行うことを邀(よう・むかえる、もとめる)といい、その儀礼のとき高く声をあげて責めることを噭(きょう・さけぶ)という。敫にさらにされこうべの形の白を加えた皦(きょう・しろい)は、されこうべの色の白さをいう。文章の力で刺激を与えようとするものを檄(げき・ふれぶみ)という。
そのほか
学 年 3年
画 数 8画
部 首 ぼくづくり、ぼくにょう
音読み ほう・呉音
ほう・漢音
訓読み はな-す、はな-つ
はな-れる
ほう-る
用例 放出(ほうしゅつ)
放心(ほうしん)
開放(かいほう)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
自由にさせる 解放・釈放・放牧・放免
はなつ。おいやる 放校・追放
発する。送り出す 追放・放送・放電・放流
思うままにする 放言・放縦 ・放置・放任
ほうり出す 放棄・放置
抛 の代用字 放棄・放物線
なかまのかんじ

中国古代の儀式に由来する漢字
亠のある漢字
方のある漢字
攵のある漢字
放のある漢字  放3