常用漢字
教育漢字
3年
書き順
なりたち
形声 音符は𠬝(ふく)。𠬝は跪(ひざまず)いている人(卩(せつ))を後ろから手(又)で押さえつけている形で,屈服させることを示す。舟(月)は盤のもとの字で盤は儀礼に使う器であるから、盤の前で何らかの儀礼を行うことを服という。おそらく降服の儀礼にしたがうことをいうものであろう。降服の儀礼を終えて、服属の(付き従うこと)の職務が与えられ、その職務を行うことを服事という。その職事や身分をいう。それで、事を行うことを服すといい、儀礼に服する時の車馬器用の類をすべて、服といい、車服いう。また、身につけることから、心にかけることをも服という。「したがう、ことにしたがう、おこなう、はたらく、もちいる」などの意味に用いる。
そのほか
学 年
3年
画 数
8画
部 首
つき、つきへん
音読み
ぶ(外)、ぶく(外)・呉音
ふう(外)、ふく・漢音
ふく・慣用音
訓読み
-
用例
衣服(いふく)
不服(ふふく)
元服(げんぷく)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
きもの。着るもの
服装・洋服・礼服・平服
つきしたがう
服従・心服・征服・降服
つとめに従事する
服役・服務
喪にこもる
服喪・服忌・忌服・除服
薬や茶を飲む
服毒・服用・内服
なかまのかんじ
中国古代の儀式に由来する漢字
月のある漢字
又のある漢字
服-光村図書上044.東京書籍上130.教育出版上113