書き順  
なりたち
 会意 竹と聿(いつ)とを組み合わせた形。聿(ふで、のべる)は筆の形と又(ゆう)とを組み合わせた形。又は手の形であるから、聿は筆を手に持つ形で、筆の意味となる。聿が筆のもとの字である。筆は竹材で作ることが多く、聿に竹をそえた筆は、「ふで、ふででかく、かく」の意味となる。筆を作ることは秦(しん)代(紀元前三世紀)の蒙恬(もうてん)に始まるという説があるが、甲骨文字には朱や墨で書いた筆跡があり、金文も初めに筆で書いた字を鋳型にしたものであろう。文字が作られた古い時代から、筆記具はすでにあり、筆の形式のものがあったものと思われる。竹簡・木簡(文字を書いた細長い竹や木の札)に字をしるすための筆と、字の誤りを削り去るときに用いた小刀とを合わせて刀筆といい、文字を書き記すことだけを仕事とする小役人を、刀筆の吏という。
そのほか
学 年 3年
画 数 12画
部 首 たけかんむり
音読み ひち(外)・呉音
ひつ・漢音
訓読み ふで
用例 筆記(ひっき)
筆算(ひっさん)
運筆(うんひつ)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
ふで 鉛筆・石筆・鉄筆・毛筆
かく。かきしるす 筆順・一筆・加筆・文筆
土地の区画 分筆
なかまのかんじ

竹のある漢字
聿のある漢字  書2 筆3 建4 健4 律6