書き順  
なりたち
 形声 もとの字は著(著)に作り、音符は者(しゃ・者)。者に楮(ちょ・こうぞ)・箸(ちょ・はし)の音がある。者は外部からの侵入者から集落を守るためのお土居(どい・土の垣)で、お土居の中の各所にまじないのお札(ふだ)のように曰(えつ・書)が埋められている。それは曰(書)によって、侵入者を防ぐ呪力(じゅりょく・まじないの力)をお土居に附着させる(くっつける)ことができると考えられたからである。それで著は「つく、つける」の意味となる。着は著の俗語であるが、両字は使用する習慣が異なる。着の音はチャクで、着衣(衣服を身につけること。着ている衣服)、着用(衣服などを身につけること)着手(手をつけること。とりかかること)、着眼・着目(大事な点に目をつけること。また、目のつけ所)、着岸(岸に着くこと)、着地(地に降り着くこと)、到着(目的地に着くこと)のように、「身につける、きる、つく、いたる」の意味に用いる。著の音はチョで、著明(明らかなこと)、著作(書きあらわすこと)、顕著(いちじるしいこと)のように「あきらか、あらわす、いちじるしい」の意味に用いる。
そのほか
学 年 3年
画 数 12画
部 首 ひつじ
音読み じゃく(高)・呉音
ちゃく・漢音
訓読み き-る、き-せる
つ-く、つ-ける
用例 着手(ちゃくしゅ)
着地(ちゃくち)
未着(みちゃく)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
衣服を身につける 着衣・着脱・着帯・着用
ついて離れない 着床・着色・着氷・定着
たどりつく 着席・着信・先着・着陸
きまりがつく 着実・決着・沈着・落着
とりかかる 着工
到着の順序を表す 着順・一着
一点に注目する 着意・着眼・着想・着目
囲碁で、石を打つ 失着・正着・敗着
心がとらわれる 愛着・執着・頓着
なかまのかんじ

三のある漢字
羊のある漢字
目のある漢字