常用漢字
教育漢字
3年
書き順
なりたち
形声 音符は申(しん)。申は稲妻(電光)の形。稲妻は天にある神の威光をあらわれと考えられたので、金文では申を「かみ」の意味に用いており、申は神のもとの字である。申がかみ以外の「もうす」などの意味に用いられるようになったので、祭卓(神を祭るときに使う机)の形の示を限定府(偏(へん)・旁(つくり)など。部首)として、神の字となった。示部の部には、示偏に土(社)・祠(し・まつる)・示偏に且(祖)など、神と同じような構成をもつ字が多い。神とはもと自然の事物や力を神として崇拝する自然神であったが、金文によると祖先の霊をも神として祭るようになっている。のち「かみ」の意味のほかに、「こころ、こころのはたらき、こころのはたらきのすぐれたもの」の意味にも用いる。
そのほか
学 年
3年
画 数
9画
部 首
しめすへん
音読み
じん・呉音
しん・漢音
訓読み
かみ
かん(中)
こう(高)
用例
神馬(しんめ)
神道(しんとう)
明神(みょうじん)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
かみ
神仏・神明・女神・軍神
不思議なはたらき
神技・神速・神童・神秘
こころ。たましい
神経・神色・失神・心神
神戸の略
阪神
神道
神式
なかまのかんじ
都道府県の漢字
時の漢字
示のある漢字
申のある漢字
申3
神3
伸
紳
捜
挿
痩
神-光村図書下126.東京書籍下047.教育出版下040