書き順  
なりたち
 会意 もとの字は乘。禾(か)と人と人とを組み合わせた形。木の上に二人登っている形。甲骨文字や金文では禾ではなく、枝が上に伸びている木で、その上に一人登っている形。敵状などを望み見るために、高い木に登るのである。甲骨文には望乗という名の部族がみえるが、おそらくそのような任務にあたったのだろう。馬車には四頭の馬をつける定めであったので、馬四頭を一乗という。それで乗矢(四本の矢)のようにいう。馬車で走る勢いは加速するので、勢いにのることを乗ずという。木に登る、乗ることから、すべて「のる」の意味となり勢いに乗じて「つけこむ、つけいる」の意味となる。
そのほか
学 年 3年
画 数 9画
部 首 の・はらいぼう
音読み じょう・呉音
しょう(外)・漢音
訓読み の-る
の-せる
用例 乗車(じょうしゃ)
同乗(どうじょう)
乗算(じょうさん)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
のる。のせる 乗客・乗降・分乗・乗用
機会につけこむ 便乗
数学で、かけ算 乗除・乗数・乗法・相乗
記録。歴史書 史乗・日乗・野乗
仏の教え 小乗・上乗・大乗
なかまのかんじ

木のある漢字
乗のある漢字  乗3
丿のある漢字  乗3 久5