書き順  
なりたち
 会意 宀(べん)と𠈇(しゅく)とを組み合わせた形。宀は祖先の霊を祭る廟(みたまや)の屋根の形。𠈇は㐁席(てんせき・敷物)に人が寝ている形。廟などの神聖な建物に宿直する(とのいする)ことを宿という。それで「やどる、やど、とのい、とどまる」の意味になる。祭祀(さいし)の前にはあらかじめ物忌(ものいみ・ある期間食事や外出などを慎んで心身を清めること)のために一定の場所に宿ることもあり、前もってすることを宿願・宿志(以前からの願い)といい、久しい間そのことに従ってきたものを宿学・宿儒(深く学んだ学者・儒者)のようにいう。そして後までその状態が残ることを宿恨・宿酔という。もとの宿直するのいみから、多くの意味が展開している。
そのほか
学 年 3年
画 数 11画
部 首 うかんむり
音読み しゅ、すく(外)・呉音
しゅう(外)、しゅく・漢音
しゅく・慣用音
訓読み やど
やど-る
やど-す
用例 合宿(がっしゅく)
宿雪(しゅくせつ)
宿世(すくせ)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
やど。やどや 宿舎・宿直・宿泊・寄宿
やどる。泊まる 宿泊・宿駅・下宿・旅宿
かねてからの 宿望・宿願・宿敵・宿題
前世。前世からの 宿業・宿命・宿縁・宿世
経験豊かな 宿学・宿将・宿徳・宿老
星のやどり。星座 星宿・二十八宿
馬継ぎ場 宿駅・宿場
なかまのかんじ

イのある漢字
宀のある漢字
白のある漢字
百のある漢字  百1 宿3 縮6