書き順  
なりたち
 象形 灯火の火主の形。「説文」に「鐙中(とうちゅう)の火主なり」とあって、鐙(あぶらざら)の中で燃えている炎(ほのお)を火主という。金文の字形がその炎の形で、今の字形はその下に鐙とその台を加えている。氏族の祭祀(さいし・祭り)において火を執る人、火を扱う人を叟(そう・としより、長老)という。 叟のもとの字は叜(そう)につくり祖先を祭る廟(みたまや・宀(べん))で火を手(又・ゆう)持つ形、それは氏族の長老の担当する任務であった。古代の人は火を神聖なものと考え、その火を持つ人は氏族や家の中心になる人であり、物事に主(つかさど)る人であった。それで主は「ぬし、あるじ、おも、おもに」の意味になる。
そのほか
学 年 3年
画 数 5画
部 首 てん
音読み す(高)・呉音
しゅ・漢音
訓読み あるじ(外)
ぬし、おも
用例 主力(しゅりょく)
店主(てんしゅ)
法主(ほうす)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
ぬし。あるじ 城主・主客・主人
中心になるもの 主演・主義・主張・主要
つかさどる 君主・戸主・社主・船主
動作をなす側 主観・主語・主体・自主
キリスト教で神 天主
仏教で寺のかしら 座主・坊主・法主
なかまのかんじ

中国古代の儀式に由来する漢字
玉 王のある漢字
主のある漢字  主3 住3 注3 柱3 往5