書き順  
なりたち
 形声 もとの字は𡚱(し)に作り、音符は巳(し)。巳は㠯(し)で、耜(すき)の形。のち神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器の形である さいを加えた。台(たい)は農耕の開始にあたって行う、 さいを供えて神に祈り、耜を祓(はら)い清める儀礼をいう。農具は清めてから使用しないと、秋に虫が発生し農作物を食べると考えられた。人の出生(しゅっせい)は作物の生産と対応すると考えられ、耜を清める儀礼が、出産にあたって行う生子(せいし)儀礼としても行われ、女子が厶(し・耜の形)と さいとを持って出産の無事を祈ることを始という。それで、出産することを始といい、始は「はじめる、はじまる、はじめ」の意味となる。
そのほか
学 年 3年
画 数 8画
部 首 おんなへん
音読み し・呉音
し・漢音
訓読み はじ-める
はじ-まる
用例 年始(ねんし)
原始(げんし)
開始(かいし)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
物事のおこり 始終・始末・元始・終始
はじめるはじまる 年始・始業・始動・創始
なかまのかんじ

中国古代の儀式に由来する漢字
道具に由来する漢字
女のある漢字
厶のある漢字
口のある漢字
台のある漢字  台2 始3 治4