書き順  
なりたち
 象形 手枷(てかせ)の形。古い字形からいえば、両手にはめる刑罰の道具である手枷の形である。これを両手にはめた形は執(とらえる)、報復刑として手による犯罪に枷をはめることを報(むくいる)という。報は、両手に手枷をはめられて跪(ひざまず)く人を又(ゆう・手の形)で後ろから抑える形である。幸はおそらく倖(こう・さいわい)の意味であろう。手枷だけの刑罰ですむのは、僥倖(ぎょうこう・思いがけない幸せ)であり、思い刑罰を免れるというのは幸というのであろう。それで幸に「さいわい」の意味がある。
そのほか
学 年 3年
画 数 8画
部 首 かん、いちじゅう
音読み ぎょう(外)・呉音
こう・漢音
訓読み さち(中)
しあわ-せ
さいわ-い
用例 多幸(たこう)
行幸(ぎょうこう)
幸運(こううん)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
しあわせ 幸便・幸福・薄幸・不幸
いつくしみ 幸臣・ 寵幸
天皇のおでまし 御幸・巡幸・臨幸
さち。めぐみ 海幸・慶幸・山幸
倖の代用字 射幸心・僥倖
なかまのかんじ

道具に由来する漢字
土のある漢字
幸のある漢字  幸3 報5