書き順  
なりたち
 会意 尹(いん)と口とを組み合わせた形。尹は丨(こん・杖、つえ)を又(ゆう・手の形)で、持つ形で、神に仕える聖職者をいう。杖は神の杖で、ここに神を呼び招くことができた。口は さいで神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器の形である。君とは神の杖をもち、祝詞を唱えて神を呼び寄せることができる巫祝(ふしゅく・神に仕える人)の長であった。この巫祝の長が統治する権限を持っていたので、氏族の長を君といった。君はもと巫祝の長のことであったが、のち「君主(世襲によって統治する人)・統治者・きみ(君主。主君。主人。高貴の人)」の意味に使われた。
そのほか
学 年 3年
画 数 7画
部 首 くち
音読み くん・呉音
くん・漢音
訓読み きみ
用例 君子(くんし)
大君(たいくん)
明君(めいくん)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
国などを治める人 君主・主君・神君・名君
年長者などの敬称 細君・夫君・父君・郎君
軽い敬称 貴君・諸君
二人称代名詞きみ
なかまのかんじ

口のある漢字
尹のある漢字  君3 郡4 群5