書き順  
なりたち
 会意 篆文(てんぶん)の字形は、宀(べん)と茻(ぼう)と人と仌(ひょう・氷)とを組み合わせた。宀(建物の屋根の形)の中に、草(茻、ぼう)を敷きつめ、そこに人が居り、下に氷がある。寒さを避けて草を敷きつける形で、「さむい」という意味を示している。その寒い状態を人の上に移して、「さびしい、まずしい」意味にもつかう。金文の字形は下部に二横線(敷きものの形)を加えている。今の寒の字形は、塞(そく・ふさぐ、とじこめる)の上部と同形であるが、塞は呪具である工を重ねた㠭(てん)をつめて、そこに悪霊などを閉じこめる形で、寒とはもともと字形が異なる。
そのほか
学 年 3年
画 数 12画
部 首 うかんむり
音読み がん(外)・呉音
かん・漢音
訓読み さむ-い
さむ-さ(外)
用例 寒気(かんき)
大寒(だいかん)
寒風(かんぷう)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
さむい。つめたい 寒気・寒暑・寒風・寒冷
さびしい 寒煙・寒酸・寒村・貧寒
二十四節気のかん 寒中・寒梅・大寒
身震いする 寒心
さむい時期の 寒鴉 ・寒菊
なかまのかんじ

程度の漢字
宀のある漢字
三のある漢字
冫のある漢字

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