書き順  
なりたち
 形声 音符は音(おん)。音に暗(あん・そらんじる)・黯(あん・くらい)の音がある。もとの字は闇(あん)で門の中で音を発することを示す。門は神を祭る戸棚(とだな)の両開(りょうびら)きの扉の形。そこに神への祈りの文である祝詞(のりと・言)をおいて神意を問う。言は辛(入れ墨用の針の形)と さい(祝詞を入れる器の形)とを組み合わせた形で、神に申し上げることに誤りがあるときは、入れ墨の刑罰を受けますと、神に誓って約束することを示す字である。これを神棚の前において祈る。祈りに対して、夜中に祝詞を入れた器の さいが音を出して神意が示されるのである。言の さい中に、神の応答の音を一で表して(音の金文)の形となる。神棚の前の さいの中から、夜中に神の声、神の訪(おとず)れの音がすることを表現したのが闇の字である。神意は夜中にかすかな物音で暗示されるので、闇は「やみ、くらい」の意味に用いる。
そのほか
学 年 3年
画 数 13画
部 首 ひへん
音読み おん(外)・漢音
あん・漢音
訓読み くら-い
用例 暗中(あんちゅう)
暗算(あんざん)
明暗(めいあん)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
くらい。くらがり 暗雲・明暗・暗黒・暗室
隠れて見えない 暗渠・暗礁
あんに。ひそかに 暗号・暗示・暗躍・暗殺
道理にくらい 暗愚・暗君
そらでおぼえる 暗記・暗唱
だまる 暗黙
諳と通用 暗記・暗算・暗唱・暗譜
なかまのかんじ

中国古代の儀式に由来する漢字
程度の漢字
日のある漢字
亠のある漢字
立のある漢字
音のある漢字