常用漢字
書き順
なりたち
象形 金文の字形は、杓(しゃく・ひひゃく)で鬯酒(ちょうしゅ・お祭り用の香りのついた酒)を汲(く)みとり、祭祀(さいし・祭り)の場所を清める儀礼を示す。それは神を招く儀礼であり、謹んで行うことから、「つつしむ」の意味となる。神の住むと考えられた岩場で、神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器の
さいを二つ並べてこの儀式を行うことを嚴(厳)とう。その儀礼はおそれ謹みながらする行為であるから、「あえて」(思い切って)するという意味となる。
そのほか
画 数
12画
部 首
のぶん
音読み
かん・呉音
かん・漢音
訓読み
つつし-む(外)
あえ-て(外)
用例
敢行(かんこう)
敢為(かんい)
敢死(かんし)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
思いきってする
敢然・敢闘・果敢・勇敢
なかまのかんじ
中国古代の儀式に由来する漢字
耳のある漢字
攵のある漢字
敢のある漢字
厳6
敢
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