常用漢字
書き順
なりたち
形声 音符は串(かん)。串は、毌(かん)と同じく、古くは貝を連ねてとじた形で、貫はその下に貝を加えた形である。連ねてとじた貝は、お互いにふれて傷(いた)みやすいので、「うれえる、わずらう、おもいなやむ」ことを患という。心配ごとの最も甚だしいものは病気であるから、病気のことを病患という。もとは経済的な心配ごとをいう字であった。
そのほか
11画
部 首
こころ
音読み
げん(外)・呉音
かん・漢音
訓読み
わずら-う
わずら-い(外)
うれ-える(外)
用例
患害(かんがい)
外患(がいかん)
患部(かんぶ)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
うれえる。心配
苦患・災患・憂患・内患
病気になる
患者・疾患・重患・大患
患者
急患・新患
なかまのかんじ
口のある漢字
串のある漢字
患
串
心のある漢字
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