常用漢字
書き順
なりたち
形声 もとの字は鍊(れん)に作り、音符は柬(かん)。柬に湅(れん・ねる)・煉(れん・ねる)の音がある。柬は橐(ふくろ)の中に物が入っている形で物を加工することを示す。「説文」に、「金を治むるなり」とあり、金属を熱してその中の不純物を取り去り、精製すること、「ねる」ことをいう。水を使ってねることを湅、火で熱してねることを煉という。錬磨(体・精神・技術などをきたえみがくこと)・鍛練(金属を打ちきたえること。また、訓練を積んで、体力・精神力をきたえ技術をみがくこと)のように、「きたえる」の意味に用いる。
そのほか
画 数
16画
部 首
かねへん
音読み
れん・呉音
れん・漢音
訓読み
ね-る(外)
用例
錬心(れんしん)
百錬(ひゃくれん)
錬士(れんし)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
金属をきたえる
錬鉄・錬金・精錬・製錬
心身技芸を鍛える
錬成・錬磨・修錬・鍛錬
薬をねる
錬丹
なかまのかんじ
𠆢のある漢字
金のある漢字
東のある漢字
東2
練3
陳
凍
棟
欄
錬
m