常用漢字
書き順
なりたち
形声 音符は𧆨(りょ)。「説文」に「謀思することなり」とあり。注意深く考えること、「おもんばかる」ことをいう。「詩経」に、「慮(はか)らず、圖(はか)らず(思慮することもなく)」とあり、古い用法の字であるが、甲骨文字・金文に慮の字はない。戦国時代(紀元前五世紀~前三世紀)の金文「中山王方鼎(ちゅうざんおうほうてい)」にりょ(下図)に作り、慮は思を要素として含む字でないことが知られる。
りょ
そのほか
画 数
15画
部 首
こころ
音読み
ろ(外)・呉音
りょ・漢音
訓読み
おもんばか-る(外)
用例
思慮(しりょ)
配慮(はいりょ)
遠慮(えんりょ)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
思いめぐらす
心慮・深慮・短慮・知慮
なかまのかんじ
卜のある漢字
七のある漢字
虍のある漢字
劇6
虞
戯
虐
虚
虎
膚
虜
慮
田のある漢字
心のある漢字
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