常用漢字
書き順
なりたち
会意 网(もう)と維とを組み合わせた形。网は網の形。甲骨文字の字形は、隹(とり)に网(あみ)をかける象形的な字である。のち、さらに糸を加えて、隹に網をかけて維(つな)ぎとめる形が羅で、「あみ・あみする」の意味となる。うすぎぬなど、網目(あみめ)が似ているので、「うすぎぬ・あやぎぬ・ちぢみ」の意味に用いる。また羅列(つらねならべること)のように、「ならべる」の意味に用いる。
そのほか
画 数
19画
部 首
あみがしら
音読み
ら・呉音
ら・漢音
訓読み
あみ(外)
つら-なる(外)
うすぎぬ(外)
用例
羅門(らもん)
羅綾(らりょう)
羅布(らふ)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
あみで捕らえる
雀羅 ・網羅・爬羅剔抉
ならべる
棋羅・羅列・森羅万象
うすぎぬの織物
綺羅 ・綾羅・一張羅
外国語の音訳字
羅宇・羅漢・羅紗 ・修羅
なかまのかんじ
道具に由来する漢字
罒のある漢字
小のある漢字
糸のある漢字
隹のある漢字
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