書き順  
なりたち
 形声 音は門(もん)。甲骨3は字形はつま先で立つ人を横から見た形の上に大きな耳をかいて、聞くという耳の働きを強調した形である。古代の人は耳には、かすかな音で示される神の声を聞く働きがあると考えたのである。神の声、神の啓示(お告げ)を聞くことができる人が聖で、聖職者をいう。甲骨1の字形は、口のあたり手を近づけている形で、これは以聞(いぶん・天子にもうしあげること)の意味の字であろう。金文の字形は爵(さかずき)に耳をそえている形で、神に酒を供えて祈り、神意を聞く意味を示す。戦国時代(紀元前五世紀~前三世紀)にいたって、音符の門を加えた聞の字形となった。神の声を「きく」の意味から、すべて「きく」意味となり、聞望・声聞(名声と人望、ほまれ)のように「ほまれ」の意味にも用いる。
そのほか
学 年 2年
画 数 14画
部 首 みみ
音読み もん(高)・呉音
ぶん・漢音
訓読み き-く
き-こえる
用例 百聞(ひゃくぶん)
見聞(けんぶん)
名聞(みょうもん)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
きく。きこえる 伝聞・ 聞知・外聞・上聞 
うわさ。評判 異聞・旧聞・新聞・風聞
においをかぐ 聞香
なかまのかんじ

建物に由来する漢字
人体に由来する漢字
門のある漢字
耳のある漢字

聞-光村図書上034.東京書籍上050.教育出版上034