書き順  
なりたち
 形声 音は凡(はん)。甲骨文字は鳥の形。神聖な鳥であるので冠飾(かんむりかざ)りをつけている。鳳(ほう・ほうおう)のもとの形と同じである。その鳥の左や右上に音の凡を加えている。天上には竜が住むと考えられるようになり、風は竜の姿をした神が起こすものであると考えられるようになって鳳の形の中の鳥を取り、虫(き・竜を含めた爬虫類(はちゅうるい)の形)を加えて、風の字が作られ、「かぜ」の意味に用いられる。「かぜ」の意味は、空気の動きによってその意味を表現したのではなく、神聖な鳥の姿や竜のような姿をした霊獣によってその意味を示しているのである。古い時代には風は鳥の形をした神、風神と考えられその風神が各地に出かけて行き、人々に影響を与えて風俗(その土地独自のしきたり、ならわし、生活のしかた)や風物(その土地独特の景色や産物)が生まれると考えられた。
そのほか
学 年 2年
画 数 9画
部 首 かぜ
音読み ふ(高)、ふう・呉音
ほう(外)・漢音
訓読み かぜ、かざ
用例 風雨(ふうう)
風車(ふうしゃ)
風力(ふうりょく)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
かぜ。かぜが吹く 風速・台風・防風・暴風
かぜのたより 風説・風評・風聞
なびかせる。教え 風教・風靡
ならわし 風習・古風・校風・洋風
おもむき。さま 風格・風光・風体・好風
けしき 風景・風致
様式。ふり 気風・作風
病気 風邪 ・風疹・中風・痛風
傾向。様式 気風・作風
ほのめかす 風刺・風諭
味わい。おもむき 風趣・風致・風味・風流
民謡風のうた 風騒・国風
なかまのかんじ

天気の漢字
虫のある漢字
几のある漢字
風のある漢字  風2

風-光村図書上046.東京書籍上016.教育出版下082