書き順  
なりたち
 会意 もとの字は麥に作り、來(来)と夊(すい)とを組み合わせた形。來は麦の形。夊は止(趾(あしあと)の形)を逆(さか)さまにした形であり、麥は麦ふみをするの意味であろう。「むぎ」の意味に用いる。「説文」に「芒(ぼう・麦などの実の殻にある堅い毛。のぎ)のある穀なり、秋に穜(う・植)えて厚く薶(つちかけ)す」とあり、夊は蒔(ま)いた種に足で土をかけて踏むことをいうのであろう。秋に種を蒔いた麦が熟する初夏の頃を麦秋というのは、麦の秋(収穫時期)の意味である。周王朝には、周の祖先神の后稷(こうしょく)が嘉禾(かか・よい穀物)を得て国を興したとする伝承があり、嘉禾とは、大麦・小麦である。大麦・小麦は西方から伝来したものと思われる。麦酒(ビール)は大麦の麦芽を発酵(はっこう)させて作る。
そのほか
学 年 2年
画 数 7画
部 首 むぎ
音読み みゃく(外)・呉音
ばく(中)・漢音
訓読み むぎ
用例 麦雨(ばくう)
麦秀(ばくしゅう)
麦酒(ばくしゅ)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
むぎ 麦芽・麦秋・精麦・米麦
なかまのかんじ

植物の漢字
三のある漢字
夂のある漢字
麦のある漢字
麦2

麦-光村図書下050.東京書籍下032.教育出版下094