書き順  
なりたち
 形声 もとの字は當に作り、音符は尚(しょう)。尚に堂(どう・たかどの)・棠(とう・やまなし)の音がある。「筍子」に当を「當(かつ)て」「當試(こころみ)に」と用いる例があり、もと嘗(しょう・なめる、こころみる、かつて)と通用する字であったことがわかる。嘗は神にお供えを薦(すす)めて祈るのに応(こた)えて、神が来るのを迎えることをいう。尚は神を迎える窓のところに、神が現れることをいう。田は田間の意味とすれば、當は田の中に神を迎えて祈る農耕儀礼を示す字であろう。農耕に関して、それぞれちょうど時期のよい時に田に神を迎えて祭るので、適当な時期に「あたる、あう、かなう、つりあう」の意味に用いる。
そのほか
学 年 2年
画 数 6画
部 首 けいがしら
つかんむり
音読み とう・呉音
とう・漢音
訓読み あ-たる
あ-てる
用例 当日(とうじつ)
当方(とうほう)
正当(せいとう)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
あたる。あてる 当選・相当
道理にかなう 失当・順当・相当・不当
仕事や任にあたる 担当・当局・当直・当番
さしあたっての 当面・当座・当主・当代
割りあてる 充当・抵当・日当・配当
問題の 当時・当社・当地・当人
当選の略 当落・当確
なかまのかんじ

小のある漢字
ヨのある漢字

当-光村図書上118.東京書籍上039.教育出版下027