書き順  
なりたち
 仮借 甲骨文字と金文の字形は荒目(あらめ)の籠(かご)の形。おそらく鳥の栖(す)の形であろう。「説文」に「鳥、巣上(そうじょう)に在るなり。象形。日、西方に在り鳥西す(巣に入る)。故に因りて東西の西と為(な)す。」とあり、西の上に鳥が首を出す形と見ているが、栖の形そのままとみてよい。木の上に巣があり、巣の中に雛(ひな)がいて、その首が三つ並んでみえる形が巣である。田の部分が西の形にあたる。西を方向の名の「にし」の意味に用いるのは、「あらめのかご」の意味とは関係なく、その音を借りる仮借(かしゃ)の用法である。
そのほか
学 年 2年
画 数 6画
部 首 おおいかんむり
音読み さい・呉音
せい・漢音
訓読み にし
用例 西方(せいほう)
西風(せいふう)
西国(さいこく)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
にし。方角の名 関西・東西・ 西部・以西
ヨーロッパのこと 西洋・西哲・西暦・泰西
スペイン 日西・米西戦争
なかまのかんじ

方向の漢字

西-光村図書下030.東京書籍下040.教育出版下016