書き順  
なりたち
 形声 音符は斤(きん)。斤は鉞(まさかり)の類で、近の古い字形は止(足あとの形で、足)と斤とを組み合わせた形である。往は王(王位の象徴である鉞の頭部の形)の上に之(し・足あとの形で、行くの意味)を乗せ、神聖な鉞の霊の力を身に移して出発する儀式である。近も往と同じような斤(鉞)に止(足)をふれて出発する儀式である。都を中心とする王の直轄地を圻(き)というのは、近の儀式をして行動する範囲をいう。それで近は都から距離的に「ちかい、ちかいところ」という意味となり、のち時間的に「ちかい」という意味にも使われるようになった。
そのほか
学 年 2年
画 数 7画
部 首 しんにょう
音読み こん(外)・呉音
きん・漢音
こん(外)・慣用音
訓読み ちか-い
用例 近日(きんじつ)
近海(きんかい)
右近(うこん)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
距離的にちかい 遠近・至近・接近・近所 
時間的にちかい 近来・近時・近代・近年
関係がちかい 近縁・近親・親近・近因
ちかづく。せまる 近接
それと似ている 近似
なかまのかんじ

中国古代の儀式に由来する漢字
程度の漢字
武器に由来する漢字
辶のある漢字
斤のある漢字