書き順  
なりたち
 会意 宀(べん)と豕(し)とを組み合わせた形。家を示す宀(建物の屋根の形)の下に、犠牲(いけにえ)として殺された犬を加える。家とは、先祖を祭る神聖な建物である廟(みたまや)のことである。そのような建物を建てるときには、まず犠牲を埋めて、その土地の神が怒らないように鎮(しず)めるために地鎮祭(じちんさい)を行うのである。古い字形では、犬が殺されたものとして尾を垂れた形に書かれている。今の字形では宀の下が豕(し・ぶた)であるため、昔は人も豚も同じ屋根の下にいっしょに住んでいたのであるなどと説明されていた。甲骨文字や金文の字形によって、宀の下は犬であり、建築の前の奠基(地鎮)として埋められたものであることが明らかとなってきた。家はもとは祖先を祭る廟であるが、これを中心として家族が住んだので人の住む「いえ・住居」の意味になった。家族によって家柄が構成されるので家族・氏族を含めて家という。
そのほか
学 年 2年
画 数 10画
部 首 うかんむり
音読み け・呉音
か・漢音
訓読み いえ
用例 名家(めいか)
家人(かじん)
家来(けらい)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
人の住む建物 家屋・家屋・民家・人家
血縁の集まり一族 家事・生家・家族・家庭
学問や技術の流派 画家・作家・書家・大家
そういう状態の人 金満家・倹約家・厭世家
なかまのかんじ

中国古代の儀式に由来する漢字
建物の漢字
宀のある漢字
豕のある漢字
家のある漢字  家2