書き順
なりたち
 形声 音符は亥(がい)。力(りょく)は耒(すき)の形。この字を弾劾(責任ある地位にある人の不正をあばいて責任を追及すること)の意味に使うが、亥の字形からはその意味を導くことはできない。亥は獣の形。㣇(たたり・わざわい)を起こす獣と字形が似ており、亥をうってその祟(たたり)を祓(はら)う儀式があって、それをかい(下図・おにやらい)という。弾は弓をはじくこと。弓の弦(つる)を鳴らして祓(はら)うことは、儀式の時に建物の周辺で行われることである。改の古い字は攺(かい)で、巳(し・蛇の類)を殴って祟りを祓う儀式であった。それで劾はおそらくかい(下図)を誤った字形であろうと思う。かい(下図)は「説文」に「かい(下図)攺、大剛卯(だいごうぼう・疫よけの呪文をかいたもので腰につける)なり、以て精鬽(せいび・鬼などのたたり)を逐う」とみえる。弾劾とは、弓の弦を鳴らして悪邪を逐(お)い、呪霊のある獣をうってお祓いするという意味で、人に対して行うべきものではないが、今は、人を非難するときに使う。劾罪は、罪を取り調べること。
かい
そのほか
画 数 8画
部 首 ちから
音読み がい・呉音
かい(外)・漢音
訓読み -
用例 弾劾(だんがい)
劾問(がいもん)
劾状(がいじょう)


なかまのかんじ

亠のある漢字
亥のある漢字  刻6
力のある漢字