書き順
なりたち
 形声 音符は酋(しゅう)。酋に輶(ゆう・くるま)・蝤(ゆう・虫の名)の音がある。「説文」に「玃(さる)の属(ぞく)」とし、「一に曰(いわ)く、隴西(ろうせい)にて犬子をい謂(い)ひて猶(いう)と為(な)す」と、子犬の意味とする。金文の字形は、猷(ゆう)に作り、神に供える酋(ふるざけ)に、犠牲(いけにえ)の犬をそえている形で、神を祀(まつ)り、神意に謀(はか)るの意味である。はかりごとの意味に用いる。由と通じて、なお。誘と通じて、あざむくなどの意味に用いる。金文の「宗周鐘(そうしゅうしょう)」に「朕(わ)が猷(はかりごと)」とあって、「はかりごと」の意味に用いる。猶と猷は偏と旁(つくり)を入れ替えた字で、同じ字であるが、猷は、はかりごとの意味に用い、猶は他の意味に用いる。猶は由(ゆう)と通じて「なお」、誘と通じて「あざむく」などの意味に用いる。
そのほか
 
画 数 12画
部 首 けものへん
音読み ゆ(外)・呉音
ゆう・漢音
訓読み はかりごと(外)
なお(外)
用例 猶然(ゆうぜん)
猶予(ゆうよ)
猶与(ゆうよ)

なかまのかんじ

犭のある漢字
酉のある漢字
酋のある漢字  尊6