書き順
なりたち
 形声 もとの字の音符は兪(ゆ)。兪は舟(月)と余とを組み合わせた形。舟は盤の形。余は把手(とって)のついた手術刀の形で、この手術刀で、患部の膿血(のうけつ・うみしると血)を刺して盤中に移す取ることを兪といい、病気や傷が「なおる・いえる」の意味となる。病気や傷が治って心安らぐことを愉・愈という。愈が、「いえる」の他に、「まさる・いよいよ」の意味に用いられるようになったので、「いえる」の意味を示すために、疒(だく・床の上で病気で寝ている人の形)を加えて癒とした。愈が癒のもとの字で癒は中国や日本の古い辞書にはみえない字である。瘉は「説文」に「病(やまい)癒(い)ゆるなり」とあり、「いえる」の意味に用いる。中国の古代医術には、麻酔を使って手術する方法がすでに実施されていた。
そのほか
 
画 数 18画
部 首 やまいだれ
音読み ゆ・呉音
ゆ・漢音
訓読み い-える
いやす
用例 快癒(かいゆ)
治癒(ちゆ)
癒着(ゆちゃく)

なかまのかんじ

疒のある漢字
𠆢のある漢字
月のある漢字
刂のある漢字
心のある漢字