書き順
なりたち
 会意 正字は镾に作り、長(ちょう・镸)と爾(じ)とを組み合わせた形。「説文」に「久長なり、長に従(したが)い、爾聲(じせい)」とするが、音が合わない。金文は字はび(下図)に作り、弓と日と爾とを組み合わせた字があり、弓は邪悪なものを祓(はら)う呪具(じゅぐ)として儀礼の時に使用する。日は玉(ぎょく)で、霊力を持つ。爾は女子の上半身に美しい文身(ぶんしん・一時的に朱色などで描いた入れ墨)を加えた形であるから。び(下図)は玉や文身によって、人の生命力を盛んにするという魂振(たまふ)りの儀礼をいい、長寿・多幸を祈る意味がある。それで「ひさしい・いよいよ・あまねし」の意味に用いるのであろう。金文では長寿を祈ることを「考命び(下図)生ならんことを求む」という。
そのほか
 
画 数 8画
部 首 にすい
音読み み(外)・呉音
び(外)・漢音
訓読み ひさ-しい(外)
いよいよ(外)
用例 弥猛(やたけ)
弥帆(やほ)
沙弥(しゃみ)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
あまねし 弥天・弥漫
ひさしい。わたる 弥久・弥月
とじつくろう 弥縫
ますます 弥栄
梵語の音訳字 弥勒・阿弥陀・須弥山
なかまのかんじ

時の漢字
弓のある漢字
小のある漢字
尓のある漢字