書き順
なりたち
 形声 もとの字は懷に作り、音符は褱(かい)。褱は衣の中に眔(とう・目から涙が垂れている形で、涙の意味となる)を加えている形で、死者の襟(えり)もとに眔(なみだ)を注いで、死者を懐(なつ)かしみ懐(おも)うことをいい、死者を弔(とむら)うときの悲しみ惜しみ哀惜の思いを懐という。それで懐古のように、過去をなつかしく懐(おも)う意味にも使うが、心のうちにおもうことをいう。「なつかしむ・なつく・おもう・いだく・ふところ」の意味に用いる。
そのほか
画 数 16画
部 首 りっしんべん
音読み え(外)・呉音
かい・漢音
訓読み ふところ
なつ-く、なつ-ける
なつ-かしい
なつ-かしむ
用例 懐旧(かいきゅう)
懐春(かいしゅん)
懐中(かいちゅう)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
おもう。おもい 懐疑・感懐・述懐・本懐
なつかしい 懐旧・懐郷・懐古
なつく。なつける 懐柔・懐慕・懐慕
ふところ 胸懐・懐剣・懐紙・懐炉
いだく。身にもつ 懐石・懐胎・懐妊
なかまのかんじ

中国古代の儀式に由来する漢字
忄のある漢字
十のある漢字
罒のある漢字
衣のある漢字