書き順
なりたち
 形声 もとの字は壞に作り、音符は褱(かい)。褱は衣の中に眔(とう・目から涙が垂れている形で、涙の意味となる)を加えている形で、死者の衣の襟もとに眔(なみだ)を注いで、死者を懐(なつ)かしみ懐(おも)う死別の儀礼をいう。古い字形には土に眔(なみだ)を注いでいる形があるが、土は社(土地の守護神を祭る神社)のもとの字であるから、神社に涙を注ぐ儀式が行われたことを示す。また褱に攴(ぼく・打つの意味がある)を加えた古い字形がありこれは氏族の、あるいは、氏族の守護神を祭る社を破壊することを示すものであろう。これによって、何かの事情があって住む地を去るとき、守護神を祭る社をとりこわす儀式が行われたと考えられる。それで壊には、「やぶる・やぶれる・こわす・こわれる」の意味がある。
そのほか
画 数 16画
部 首 つちへん
音読み え(外)・呉音
かい・漢音
訓読み こわ-す
こわ-れる
やぶ-る(外)
用例 破壊(はかい)
決壊(けっかい)
全壊(ぜんかい)


なかまのかんじ

中国古代の儀式に由来する漢字
土のある漢字
十のある漢字
罒のある漢字
衣のある漢字